花と蛇絵巻紹介 第三夜 前へ 目次 次へ
(白川京二「花と蛇絵巻」耽美画報 掲載 より)

「ハハハ、これは傑作だ」 排泄器官を使って弟と無理やりつながされた
小夜子を見て、津村義雄は笑いこけた。
双臀の間にひそむ秘めやかな部分に徹底的な調教を受けた村瀬姉弟。
弟の文夫は、姉を地獄の底に突き落とした卑劣なペテン師、津村義雄にその部分を貫かれ、衆道へ落とされた。
一方、姉の小夜子を待っていたのは、それ以上に惨い運命であった。
実の弟との近親相姦、それも裏門を使ってのそれである。
「ハハハ、これは傑作だ」
「村瀬宝石店のお嬢ちゃんとお坊ちゃんも、とうとう行くところまで行き着いたってわけね」
津村義雄や葉桜団の銀子、朱美たちが哄笑する中、村瀬家の美しい姉弟はまるで犬の交尾のように後背位でつながりあっているのだ。
「ううっ」
文夫の鉄のように硬化した肉棒が、小夜子の微妙な粘膜を突き破って、直腸に届くまでに深々と体内に侵入しているのを感じ、小夜子は傷ついた獣のような声を上げる。
「ああっ、文夫さんっ」
「ね、姉さんっ」
血を分けた姉と弟が満座の中で、おぞましいアナルセックスを演じなければならないとは・・・・。あまりにも悲惨な運命を呪い合うように、悲しみに身をねじらせ合う小夜子と文夫。
しかし、徹底した調教を受けて、開発された小夜子のそこは、哀れにも文夫の腰の動きによって次第に燃え上がるような反応を示し始める。
小夜子は思わず我を忘れて叫び声をあげる。それは小夜子にとって初めての感覚だった。
いわゆる「惚れ立ち」というものだったが、田代屋敷に拉致されるまで処女だった小夜子にとって、愛情を伴うセックスというのは経験がなかった。このため文夫の姉に対する倒錯した思いがその部分から伝わってくるのに、新鮮な感動を覚えたのである。
(こ、これが、地獄の中での私たちの救い・・・・)
小夜子はそう思うと、周りの見物人などいっさい気にならなくなった。いまや文夫は弟ではなく、生の地獄の中で唯一安らぎを分け合うことが出来る恋人ともいえた。
ズベ公達の指導のもと、地獄の調教を受け続ける小夜子と文夫の愛欲図は、「花と蛇絵巻」(小夜子と文夫編)の第7回「姉と弟」、第8回「姉弟肛交」で詳しく描写される。
地獄屋敷で嘆き悶える小夜子と文夫。
二人が失踪した時に捜査を依頼されていたのが山崎探偵である。
その山崎探偵事務所を訪れた金髪のフランス美女の正体とは?・・・・次回、第四夜へつづく!
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(2006/3/25掲載)